投資スクールは怪しい?騙されないための予備知識
- 投資を一から学びたい
- どうせ学ぶなら、スクールのような場所でしっかり学びたい
- 投資スクールの説明会に参加したけれど、「どこも怪しい」と思ってしまうのは私だけかな?
そんなことはありません。
投資スクールの中には、口コミ、評判を調べてみると、同じアカウントで複数の店舗に全く同じ内容を投稿しているようなスクールもあります。
つまり、やらせの投稿も普通に行われていると思っていた方が無難です。
ブログやサイトをを使って、「おすすめ〇選」とか「比較ランキング」などが投稿されている場合には、まず運営会社を確認しましょう。
評判、口コミを投稿するSNSアカウントにも注意が必要です。
業者同士がお互いのスクールをおすすめしているなんてこともあります。
今回の記事では、怪しい投資スクールの見分け方をご紹介します。
投資スクールとは
投資スクールとは、お金について様々な知識を学ぶための学校という案内をしていることが多いです。
具体的には、株の仕組みや銘柄選びだけではなく、決算書の読み方や売買タイミングの見極め方など投資に必要な知識を学べるという案内があります。
他にも、自己資金の管理や資産を増やす方法など投資を始めるための家計管理術から案内しているスクールもあります。
怪しい投資スクールとは
違法的な行為を行っているスクールもあります。
無資格で投資助言、代理業をやっている
「投資助言」とは、顧客の保有する資産に対して有価証券やデリバティブ取引等の資産運用の代行または助言をすることで報酬を得ることです。
日本では、金融商品取引法に基づき財務省へ登録された金融商品取引ぎょすはの内、特に投資一任業務または投資助言業務を行う企業のことを投資顧問会社と言います。
つまり、投資助言や代理業は、無資格では行うことができない業務となっています。
しかし、実体は許可を受けていない業者が運営しているスクールも多くあります。
実態が不明?公式サイトの案内
公式サイト内では、以下の点も確認しましょう。
- クーリングオフのルールについて
- 学習プログラムやカリキュラム
- 未公開銘柄、厳選銘柄の案内などの有無
- 受講者には、授業料を全額回収できる方法を伝授!みたいな投資助言に該当するようなサービス
こんな内容があれば、まず怪しいと思ったほうがいいでしょう。
投資助言を行っているスクールは意外と多いようです。
十分注意してください。
そもそも投資スクールでしか学べないの?
投資スクールを利用することも良いでしょう。
しかし、提供されている情報は、決して資格取得のためのノウハウではありません。
あくまで、基礎知識や取引をする方法、ノウハウを提供しているのが投資スクールの特徴です。
つまり、インターネット上の情報や証券口座で提供している無料ツールを活用することでも学べるのです。
無登録業者には要注意
無登録業者の中には、過去に警告を受けたことで、社名や住所を変更して全く新しいサービスに見せかけてオな商品やサービスを展開している業者もいます。
しかし、表面的には、そんな情報を掲載していません。
つまり、経歴や実績をチェックしても簡単には出てこないのです。
ですから、自分自身で違う角度から確認する必要があります。
具体的には、金融庁の公式サイト内で紹介されている無登録業者への行政処分を確認しましょう。
公式サイトとなるホームページも公開されていますし、企業名も公開されていますので、スクールの運営会社が掲載されていたら要注意です。
「教わりたい」という消費者心理を利用して、「投資助言を行っている」ことを売りにできないから、「銘柄を教える」という情報をスクールの説明会でのみ情報を提供していたら、これまた要注意です。
スクールの説明会では、違法性はないのか?という質問を行い、相手の回答もしっかり録音しておきましょう。