現物取引のデメリット【リスクはゼロではない!】
現物取引とは、決済時に現物と現金の取引が行われる取引のことです。
現物取引の他には、信用取引があります。
現物取引のメリットについては、現物取引のメリットにて解説しています。
今回の記事では、現物取引のデメリットについて、初心者向けにわかりやすくまとめています。
現物取引とは
現物取引とは、簡単に言えば、証券口座を開設したのち、自己資金の範囲内でのみ行う取引のこと。
取引内容は、株を購入して、所有する株を売るというシンプルな取引となります。
こうしてみると、損をする理由がないように見えますよね。
しかしデメリットもあります。
現物取引のデメリット
現物取引と信用取引を比較すると、「できないこと」という見方があります。
空売りができない
空売りとは、投資対象である現物を所有せずに対象物を売る契約を結ぶ行為のこと。
商品先物取引や外国為替証拠金取引(FX)でも用いられる用語です。
差金決済を前提とした市場でのみ行われている取引です。
現物の場合は、空売りができないため、以下のような世界情勢の動きに対して、行動がとりにくくなります。
- 米中貿易摩擦による動き
- コロナショックでの下落局面
簡単に言えば、下がるとわかっている市場の動きの中では利益を出しにくいのです。
資金効率が悪い
大きく稼ぐというよりもコツコツ稼ぐのが現物投資の特徴です。
長期投資には向いていますが、スイングトレードやデイトレードといった短期投資には向いていません。
スイングトレードとは、価格変動の波に合わせて、利益を得るための取引戦略です。
デイトレードとは、金融商品を1日の取引時間中で売買を完結させる取引のことです。
いずれも自己資金の3倍以上の取引が可能なのが特徴です。
つまり、信用取引ほど大きく稼げないのが初心者にとってはちょっと物足りないと感じてしまう部分です。
本質的には、長期保有でゆっくり稼ぐ人向けの取引となります。
手数料が少し高めである
信用取引と比較をすると、50万円、100万円、3000万円未満、3000万円以上の中で、10万円以上のすべての取引で手数料が高めに設定されています。
学生、主婦、サラリーマンが副業で実践する際の100万円以下で試算しても80円~150円ほど高くなっています。
簡単に言えば、1日に行う取引の量と手数料を比較すると、信用取引の方が手数料が安くなります。
しかし、
長期保有となる180日を基準として計算した際には、信用取引よりも現物取引のほうが安くなりますので、あくまで保有期間をベースで比較することをおすすめします。
税金の課税
現物取引を行う際には、以下のような利益が見込まれます。
- 値上がり益
- 配当金
いずれにも20.315%相当の税金が発生します。
しかし、税金処理は、「源泉徴収ありの特定口座」が開設可能です。
結果的に、値上がり益と損益通算した計算を自動的に行ってくれるため、確定申告や納税が不要になります。
この点は、メリットにもなりますね。
現物取引のリスク
簡単に言えば、値上げりして利益を生み出す仕組みです。
利益が生まれない状態での取引が全てリスクとなります。
損益になる原因
- 企業の倒産
- 取引の流動性が少ない
先ほどの値上がりという中で世界情勢のお話しをさせていただきました。
しかし、何もなかった時期でも取引が活発に行われていない市場では、値動きが少ない状態になります。
つまり、売り手が買い手を探すような状態になってしまうと、希望する価格で売買できない可能性が出てきます。
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