値洗いとは?仕組みや目的【不足金対策注意点】

値洗いとは、資産の価値を時価で再評価すること。

もともとの値段を今の時価で洗い直す、つまりはリセットする)という意味になります。

今回の記事では、値洗いの仕組みや目的についてわかりやすく解説します。

値洗いの仕組み

値洗いは、先物やオプション取引において、建玉を翌営業日に持ち越した際に行われます。

株価指値先物やオプション取引の建玉を大阪証券取引所が定める営業日の清算ねで日々評価替えが行われています。

評価替えによる損益を授受することです。

つまり、前営業日清算ねよりも+になっていれば、「値洗い益」が発生し、マイナスになっていれば、「値洗い損」が発生します。

計算上の含み損益のことを値洗損益金通算額といいます。

計算方法

値洗損益金通算額の計算方法は、以下のようになっています。

約定値段=売買注文の成立値段と帳入値段の差額に取引倍率と取引枚数を乗じることにより計算します。

帳入値段とは、大阪堂島商品取引所の場合では、1日の取引時間内に個別競争売買で成立した約定値段と取引数量を加重平均して算出した値段のこと。

商品取引所や銘柄によっても異なります。

値洗いの注意点

値洗いが行われることで、証拠金不足が発生することもあります。

不足額の計算方法

商品先物取引を行う際には、委託者証拠金を商品先物取引ぎょすはに差し入れまたは預託する必要があります。

委託者証拠金は、保有する建玉を決算するまでは、その金額を維持しなければいけないのです。

委託者証拠金が維持できない状態というのは、受入証拠金の総額が委託者証拠金を下回ってしまう状態です。

その差額のことを不足額といいます。

証拠金不足の対策法

証拠金が不足しそうな時には、翌営業日の午前中までに不足金額を入金する必要があります。

預託不足を解消することが目的となります。